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平成13年2月8日
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今回のテーマ
糖尿病と感染症について(医師)
清潔に付いて(看護婦)
ビタミンについて(管理栄養士)
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| ■糖尿病に合併しやすい感染症 |
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感染症とは細菌が体内に入って起こる病気をいいます。
人間の体には、外から細菌などの異物が入ってきたときに退治する働き(免疫力)があります。
糖尿病で血液中の等分が高いとこの働きが鈍くなってしまう傾向があるようです。 |
| 主な感染症と合併しやすい理由 |
| ・肺結核 |
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脱水 |
| ・気管支炎・肺炎 |
細胞の栄養障害 |
| ・胆のう炎 |
白血球の機能障害 |
| ・腎孟炎・膀胱炎 |
末梢循環障害 |
| ・皮フ化膿症・潰傷 |
神経病変 |
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| ■清潔に付いて |
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| 清潔はすべての病気治療の基本です!! |
| 口腔 |
食後のブラッシング
よく噛んで食べる |
| 皮膚 |
毎日入力する(きれいに体を洗う)
低温やけどに注意する(コタツ・アンカなど)
傷の処置 |
| 陰部 |
かゆみ
排尿障害(痛み・残尿感)
尿(血尿・混濁の有無) |
| 足 |
傷は放置しない
深爪をしない |
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| ■ビタミンについて |
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| 体の組織・エネルギーの発生に関与はしないが、“微量で動物の栄養を支配しうる栄養素”であり、動物体内では合成されないために“食事として摂取”しなければならない有機化合物。 |
| 脂溶性のビタミン |
| ビタミンA |
視覚・正常な発育に関与 |
| D |
カルシウムの吸収を助ける |
| E |
資質の参加防止 |
| K |
血液凝固因子・カルシウム代謝 |
| 水溶性のビタミン |
| ビタミンB1 |
糖質がエネルギーに変わる時に必要 |
| B2 |
代謝の時に必要な物質 |
| ナイアシン |
栄養素 |
| B6 |
アミノ酸の合成・分解 |
| バンテトン酸 |
脂肪酸をエネルギーに変える |
| B12 |
たんぱく質の合成 |
| C |
コラーゲンの合成・酸化防止 |
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| ■ビデオ学習 |
講義の前の15分位。今回は糖尿病と最も関わりが深い「インスリン」について
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