日時:平成14年6月13日(木) |
今回のテーマ
糖尿病とのつきあい方は?その2
〜正しく知って、よい生活習慣を続けることが大事〜 |
1.インスリンのおはなし
2.低血糖になったら… ブドウ糖が必要です!
3.水虫にならないために
4.万歩計の正しいつけかた |
1.インスリンのおはなし
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インスリンの働きについてのお話がありました。
【インスリンの働き】 |
- 健康な人と糖尿病を持つ人の違い
- インスリン治療が必要となるとき
など… |
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2.低血糖になったら… ブドウ糖が必要です!
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『低血糖』とは…
食事の遅れ、普段より激しい運動、薬などによって血糖値が50mg/dl以下になることを言います。
脱力感・冷や汗・動悸・手指のふるえを感じたら、ブドウ糖または砂糖を取りましょう。15分程度安静にしても症状が治まらない場合は再度ブドウ糖または砂糖を摂取します。 |
★ブドウ糖の摂取目安量 |
ブドウ糖※ |
5g〜10g |
砂糖 |
10g〜20g |
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※ブドウ糖は本来私たちの体の中にもある成分で砂糖よりも少ない量(約半分)で血糖を上げることができます。
当院ではブドウ糖を外来でお渡しすることができます。
スタッフまで声をかけてください。 |
◆ブドウ糖は市販されているジュースでも補うことができます。
ジュース |
量 |
ブドウ糖 |
コカコーラ
(炭酸飲料) |
350ml |
約13gのブドウ糖 |
HI-Cオレンジ
(果汁が30%くらいのジュース) |
350ml |
約15gのブドウ糖 |
上記のように、市販のジュースにもブドウ糖が含まれていますので、「低血糖?」と思った時は思い出してください。キャラメルやドロップをなめるのも一つの方法です。
● ベイスン・グルコバイを服用されている患者さんへ ●
ベイスン・グルコバイを薬として飲んでいる方は低血糖の症状が現れたときは必ずブドウ糖を摂取して下さい。砂糖では血糖値を回復することができませんのでご注意を…。 |
3.水虫にならないために
かゆくてたまらない水虫。治療は「かきくけこ」がポイント。
これからはムシ暑い日が続きます。血糖のコントロールとあわせて足のケアも忘れずに!
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よく足を乾かす。 |
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きれいにする。 |
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薬を毎日付ける。
(お風呂上がりが効果大) |
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検査を受ける。
(いくら薬を塗っても治らないときは水虫でない事もあります。) |
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根気よく。
(足の清潔を保つこと、薬を塗り続ける事が大切です。) |
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4.万歩計の正しい付け方
ウェストのベルトをつける場所が一番安定します。
★歩くときの正しい姿勢 |
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★靴選びのポイント |
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