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第 34回 糖 尿 病 教 室

日時:平成15年7月10日(木)
今回のテーマ
糖尿病の合併症について
血糖の自己測定の指導
  1. 病態に応じた薬物療法
  2. 水虫について
  3. 暑い時期に気をつけること
  4. 食品交換表 表5 油・多脂性食品

1病態に応じた薬物療法
糖尿病治療において血糖値のコントロールを良い状態に改善する為の3本柱として食事療法・薬物療法・運動療法があります。
 薬物療法は、大きく分けられ、1.経口血糖降下剤 2.インスリン注射 となります。治療薬の選択は、患者さんの現在の血糖値のコントロール状態や、ライフスタイル(生活様式)をふまえて主治医が選択します。
 糖尿病の病態のコントロールを良好な状態に保つ為に、また合併症の予防や進展防止の為に
HbAic(ヘモグロビン エイ・ワイ・シー)7%台以下
空腹時血糖値 140未満
食後2時間血糖値 200未満
が目標となります。現在は治療薬選択の幅も広く患者さんひとりひとりに合う治療方法が必ずあります。心配している事などがあれば、主治医に相談して下さい。

2水虫について
糖尿病があると水虫が進行しやすい場合があります。血糖値のコントロールが良くないと、痛みを感じにくいために処置が遅れます。
水虫にならないために…
1. 乾かすこと
2. 清潔にすること
3. 薬はきちんとつけること

 水虫の正体は『白癬菌』というカビです。普段から身体を清潔に保ち、なってしまったら、きちんと治療をしましょう。

3暑い時期に気をつけること
身体を清潔にしましょう。

手、足、陰部などはお風呂に入りきれいに洗いましょう。

足の様子もきちんと観察しましょう。
  くつズレ、タコや魚の目などは適切な処置が必要です。

爪の切り方もまっすぐに切り、深爪はしないように…

4食品交換表 表5 油・多脂性食品
油脂(あぶら)には「油」植物油のように液状のあぶらと「脂」肉や魚のように固形のあぶらがあります。
その他に油脂だけでなく、脂質を多く含む食品(種実、ごま)アボカドなども多脂性食品といい、あぶらのなかまです。
油脂類はその主成分である「脂肪酸」の種類により成分や作用が異なりますのでバランスよく摂取しましょう。

リノール酸とα-リノレン酸は必須脂肪酸であり私たちの体のなかでは作ることができない物質であり、体のためにもある程度毎日摂取しなければいけません。α-リノレン酸の代謝生成物であるEPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)は血液凝固・血管収縮の抑制をし、アレルギーや炎症などを抑える効果があります。
普段の食事の中に魚油・シソ油などもバランスよく摂り入れましょう。

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