北田内科クリニック
ワンポイントアドバイスのページへ
栄養相談室のページへ
北田内科クリニックについて
院長のご挨拶
役立つリンク集へ
糖尿病教室のページへ
北田内科クリニックのご紹介 院長のご挨拶 役立つリンク集 トップページへ

糖尿病教室のご案内
健 康 教 室

日時:平成16年8月5日(木)
今回のテーマ
「通風ってどんな病気?」
  1. 通風とは?
  2. 通風の治療
  3. 糖尿病の合併症
  4. 食生活のポイント

1通風とは?
血液中の尿酸値が高くなり、関節炎や尿酸の沈着により通風結節腎結石、腎機能障害が起こり、高血圧や高脂血症を合併しやすい。

 ・尿酸
体内とり込まれたエネルギーの燃えかす
通風の原因は血液中の尿酸値が高い「高尿酸血症」です。
7mg/dlを超えると尿酸血症ができやすく、9mg/dlを超えると
腎臓に傷害が起こる場合もあります。

※通風(高尿酸血症)は全身性の代謝に深く関わりがあり、糖尿病・その他の合併症との関与もあります。

2通風の治療
 1.通風発作を抑える(薬物療法)
(炎症や痛みをとり除く)

 2.血清尿酸値を下げる(薬物療法)
(体内での尿酸合成を抑える)

 3.合併症を予防する 健康管理(食事療法)
(肥満の解消、生活習慣の改善)

※薬物療法・・・症状が治っても定期的に検査をしましょう。薬を中断したり、量の加減を誤ると尿酸値が高くなってしまいます。主治医にご相談下さい。

3糖尿病の合併症・・・血糖値のコントロール不良により起こる症状
網膜症

高血糖が続くと網膜の細小血管の障害が起き、小さな出血や毛細血管瘤ができ、放置すると視力の低下、失明に至るケースもあります。

腎 症 高血糖が長期に渡り持続すると腎臓の糸球体にダメージを受けます。初期症状はタンパク尿で次第に高血圧や浮腫が起こります。腎不全から透析に至るケースも多い為、食事療法(特に塩分とタンパクの制限)が大切です。
神経障害 主に手足のしびれ(抹消神経)や足がつる、足裏の感覚が鈍くなるなどの症状から始まります。早い段階での薬物療法でかなりの症状が改善されることが多いのでご相談下さい。

4食生活のポイント
肥満の解消(適正体重BMIを心がける) 
  標準体重 身長(m)×身長(m)×22
  BMI(肥満度)体重(kg)÷身長(m)2 
  18以下やせ 25以上肥満
生活・食生活習慣の改善
  夜のドカ食い、アルコールの量に注意!
野菜・海藻類をたっぷりとる
  尿のアルカリ化により結石の予防
水分をしっかりとる
  体内の尿酸値濃縮を予防
プリン体の多い食品のとりすぎに注意しましょう!
  1日の目安量は300mg以下

iモード携帯電話での診療時間やお問い合わせはこちらです。
http://www.kitadaclinic.com/imode/
北田内科クリニック
〒501-6018 岐阜県羽島郡岐南町下印食2丁目45番地
TEL:058-278-1030
お問合せ E-Mail:info@kitadaclinic.com