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健 康 教 室

日時:平成16年12月9日(木)
今回のテーマ
「糖尿病と高血圧症、脳梗塞について」

高血圧があると脳梗塞の発症が高くなります。
早期発見をして、上手にコントロールしましょう!
  1. 高血圧とは
  2. 血圧と脳梗塞の関係
  3. 脳梗塞のタイプ
  4. 脳梗塞にならないために

2.血圧と脳梗塞の関係

生活習慣病の増加により「脳梗塞」が増えています。
脳梗塞は「脳卒中」のひとつ。脳卒中全体の6〜7割が「脳梗塞」で亡くなっています!
近年、人口の高齢化が進み様々な生活習慣病を抱える人も多くなってきました。
約50年前は「脳出血」が多かったのですが、近年は「脳梗塞」が増加しています。
その原因ともいえるのは高血圧糖尿病高脂血症などの自覚症状がほとんど無い生活習慣病です。
この様な生活習慣病が「脳梗塞発症」の下地になっていることも多いのです。

「脳梗塞」は脳の血管の詰まり方によって大きく三つに分けることができます。
脳梗塞発症(男性
1961〜1993年久山町研究
発症率
(対1000人/年)
30    

180-
110-
24
18
12
8
0 血圧
(mmHg)

※久山町における血圧と脳梗塞の発症率は年々増加しています。

 
3.脳梗塞のタイプ
1)ラクナ梗塞
脳の細い血管が詰まって起こ るタイプ。
2)アテローム血栓症脳梗塞
脳の太い血管詰まって起こるタイプ。睡眠中に多く起こりやすいといわれる。
3)心原性脳血栓症
心臓病が原因で心臓のなかに血栓ができ、その血栓が脳に流れ、脳の太い血管を詰まらせる。急に血管が
詰まることにより、病巣が広がり重症化しやすい。
あなたの血液はサラサラですか?

4.脳梗塞にならないために

1.水分をしっかりとる(こまめにとるのがポイント)
2.動脈硬化になりにくい食生活生活習慣の管理をする。
・ 塩分、脂分を控える。
・ 適度な運動
・ 肥満の解消

1.高血圧とは…

高血圧があると脳、心臓、肝臓、血管に重大な合併症を生じます。
血圧が上昇するにしたがって脳梗塞発症率が上昇します。収縮期血圧140mmHg以上、あるいは拡張期血圧90mmHg以上で脳梗塞の発症が上昇しています。
高血圧は自覚症状がほとんどないため、血圧を測定しなければ発見されません。
適切な治療がなされず、高血圧を放置すると、脳卒中、心臓病を引き起こしかねません。また合併症(糖尿病高脂血症など)がある人は生活習慣や食生活の改善はもちろんのこと血圧のコントロールの目標値は130/85mmHgとなります。


高血圧は140/90mmHg以上!
ただし日をおいて確認します。
家庭血圧は病院の血圧より低めになります。

分類 収縮期血圧
(mmHg)
拡張期血圧
(mmHg)
至適血圧 <120 かつ <80
正常血圧 <130 かつ <85
正常高値血圧 130〜139 または 85〜89
軽症高血圧 140〜159 または 90〜99
中等度高血圧 160〜179 または 100〜109
重症高血圧 ≧180 または ≧110



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