血糖値には「空腹時血糖値」と「食後血糖値」があります。
健康診断などで空腹時血糖値が126mg/dl以上なら、糖尿病の可能性があります。
糖尿病の有無を調べる為には75gブドウ糖負荷試験を受けてみるのが良いと思われてます。
この検査は正確に食後の血糖値を反映するので、食後血糖値の高さやインスリン分泌を知ることができ、その診断(検査)結果より、糖尿病の早期発見と治療、糖尿病の環境型(予備軍)に対しても病気の発症予防となり、とても有効です。
糖尿病は全身の血管に病気を起こす可能性があります。
放置しないで、早期に治療を開始して血管障害を防ぐことが大切。
血糖値が高い(血液中のブドウ糖濃度が高い状態)のに気が付かないでいると、やがて全身の血管に合併症が現れます。合併症の起こる部位は、人それぞれ違います。また、糖尿病であっても合併症を発症する事なく、上手に血糖コントロールをしている方もあります。「血糖値が高い・・・」と言われたらまずは食生活を見つめ直し、全身の管理に努めましょう。