糖尿病とは、体のエネルギー源である血液中のブドウ糖をうまく利用できないため、ブドウ糖が長期間血液中に溜まってしまう病気です。 これはすい臓から出るインスリンという血液中のブドウ糖をうまく使える様にするホルモンが分泌されにくくなったり、効き目が悪くなったりすることにより血液値が高くなるために起こります。
@インスリンが分泌されにくい Aインスリンが効きにくい
高血糖状態が長く続くと、少しずつ血管や神経がいたみ重い合併症を引き起こします。
@網膜症
網膜の毛細血管に障害が起きる物で、放置すると視力低下、失明する事もあります。
A腎症
腎臓内の毛細血管に障害が起きて血液をろ過するフィルターの目が粗くなったり目がつまったりするものです。 その結果、体がむくみ、体外に排泄される毒素が体内に溜まる様になります。 進行すると人工透析が必要になります。
B神経障害
足のしびれ、痛み、つり、冷え、ほてり、などの症状がみれる物です。 悪化すると、ちょっとした傷ややけどがきっかけで壊疽(えそ)になります。