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これから、血糖値がどう変わっていくのかは、血糖測定器は予測してくれません。
まず自分の血糖値の動きを知りましょう。
(1) |
一日血糖の動きを知るために、休みの日などを利用して、食前食後の血糖値を測定してみましょう。 |
(2) |
週日と休日の違いを知るために、どこかの時点を決めて、週日と休日に何度か測定してみましょう。週日でも夜遅くなる日などもどうなっているか、帰宅した時点で測ってみましょう。 |
次に測定する前に血糖値がどれくらいか予測してみましょう。そして測定してみませんか。
「いつもなら100〜120の間」とか、「200を切る位かな」とか、「イヤ300を超えているかな」とか…。
【中学生の例】
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予測値 |
実測値 |
朝食前 |
150 |
182 |
昼食後2時間 |
200 |
221 |
寝る前 |
150 |
136 |
翌日・朝食前 |
120 |
113 |
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(単位:mg/dl) |
最初のうちは、予測値と実測値がうまく合わなくてもけっこう。いやにならずに続けてみてください。
そのうち予測値と実測値がだんだん合ってきます。今の血糖値を予測する力がついてくれば、これからの血糖値の動きを自分で理解出来る力がついてきます。基盤
ここまで来れば、血糖自己測定に振り回されることなく、ポイントとなる時点の血糖測定だけで、自分の体を上手に管理することが出来るでしょう。 |