体の組織の構成にも、またエネルギーの発生にも関与しないが、微量で動物の栄養を支配し、動物体内では合成されない為に、食物として摂取しなければならない有機化合物です。
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ビタミン |
主な働き |
含有量の多い食材 |
脂溶性 |
ビタミンA |
視覚作用、正常な発育、粘膜(目、口、気管、消化管)を健全に保つ |
うなぎ(5000)動物の肝臓(40000〜50000)
βカロチンの多い食材は色の濃い野菜 |
ビタミンD |
カルシウムの吸収を助ける。カルシウムやリン酸を骨へ運んで、骨を作る |
まぐろ脂身、かつお、さば、ぶり、秋刀魚などの魚類 |
ビタミンE |
生体膜を作っている脂質の酸化を防ぐ |
緑黄色野菜、アーモンド、米ぬか油、紅花油 |
ビタミンK |
血液の凝固因子にかかわる。カルシウムの代謝を助ける |
K1…ほうれん草、ブロッコリー、海藻類
K2…納豆、チーズなど |
水溶性 |
ビタミンB1 |
糖質をエネルギーに変えるときに必要 |
小麦胚芽、豚肉、肝臓、うなぎ、豆類 |
ビタミンB2 |
色々な栄養素が代謝されるときに働いている |
肝臓、うなぎ、さば、どじょう、納豆、卵、ブロッコリー、菜の花、ほうれん草、アーモンド |
ナイアミン |
ビタミンB2と同じような働きをする |
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ビタミンB6 |
アミノ酸を作ったり分解するのに使われる |
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パントテン酸 |
脂肪酸をエネルギーに変えるときに必要 |
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葉酸 |
たんぱく質の合成に必要 |
緑黄色野菜(ほうれん草など)、肝臓、肉、卵、牛乳、豆 |
ビタミンB12 |
たんぱく質の合成に必要 |
肝臓、肉、魚、卵、牛乳 |
ビタミンC |
コラーゲンの生成、血液の循環、酸化を防ぐ |
ブロッコリー、菜の花、小松菜、ほうれん草、柑橘類、イチゴ、キウイフルーツ |