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サラサラ血液 |
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毛細血管と同じ細さのシリコンの通路(左の中央部分)に、採取した血液を流し、顕微鏡で2000倍に拡大したものをモニターで観察する。サラサラ血液は、赤血球、白血球、血小板が通路にひっかかったり、溜まったりすることなく流れていく。 |
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ザラザラ血液 |
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血小板の群れが下部に溜まっている。血小板はもともと集まって固まる性質があるが、過度のアルコール摂取や糖分の摂り過ぎによって、血小板の凝集性と粘着性が必要以上に高まってしまう。このタイプは最近、若い女性にも増えている。 |
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ベタベタ血液 |
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装置の通路上部をふさいでいる球状のものは白血球。白血球は、体内に異物が侵入すると、異物に感染した血管に粘着して攻撃する働きを持つ。過度のストレスや不規則な勤務などによる過労から、白血球の粘着能が高まり過ぎた状態。 |
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ネバネバ血液 |
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左端通路の上部に赤血球が溜まっている。血液中の過剰な糖とたんばく質が結合して赤血球の周囲を取り巻くと、赤血球の膜に異常が生じる。本来くっつきあわない赤血球同士がくっついてしまうのだ。糖尿病を持つ人に特徴的なタイプ。 |
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