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食事療法
食事療法を成功させるための10か条

デザート糖尿病患者さんのための糖尿病食は栄養バランスのとれた健康食です。決して制限の厳しい病人食ではありません。食事療法のポイントとなるのは

  1. 標準体重を知ること
    太り過ぎかどうかを調べるために標準体重を計算しましょう。現在の体重がこの式で計算した数字よりもかなり多い場合は、標準体重に近づけるように減量の努力をしましょう。
    [身長(m)] × [身長(m)] × 22 = 標準体重(BIM) 25以上は肥満です

  2. 適正なエネルギー量とバランスのとれた栄養をとること
    適切なエネルギー量は、標準体重やその人の普段の活動量によって違うので
    自分のふさわしい量を知っておくことです。アルコールは禁酒が原則です。
    医師の許可があれば、薬物療法を行っていない人の場合には日本酒1合位なら大丈夫のときもありますので、主治医に相談して下さい。

  3. 食品交換表・献立ノート・はかりを利用してカロリー計算をすること
    面倒がらず、はかりを利用して食品の量やカロリー計算をする習慣を身につければ
    外食してもだいたいの目安がつくようになります。

※1日の摂取エネルギー量の求め方
   エネルギー摂取量=標準体重注1)×身体活動量注2)で求める。


身体活動量の目安
軽労作(デスクワークが主な人、主婦など) 25〜30kcal/kg標準体重
普通の労作(立仕事が多い職業) 30〜35kcal/kg標準体重
重い労作(力仕事の多い職業) 35〜 kcal/kg標準体重
注1)標準体重(kg) = 慎重(m)2×22
注2)身体活動量は体を動かす程度によって決まる量。(kcal/kg標準体重)

↑の3つです。特に3番はめんどくさいと思いがちですが、カロリー計算をする習慣をつけておけば目分量で総エネルギー量がわかるようになってきます。

■食べ方のポイント■

  • 夕食にまとめて食べることと夜食を避ける 。
  • よく噛んで食べること。早食いは避ける。
  • 1日3回規則正しく食事をとること。
  • 腹八分目までを食べる。少し食べ残すくらいで。
  • 牛乳や果物などは間食として食べる。
  • 主食(ごはん、パン、麺類)の量を守る。
  • 野菜類は1日300gを目標に摂取する。1食あたり100g(生野菜なら両手に一杯、茹で野菜ならば片手に一杯が目安です。)
  • 味付けはうす味に(濃い目の味付けは食事全体の量を増やします。)

■食事療法を成功させるための10か条■

  1. 腹八分目とする。腹で食べずに頭で食べる
  2. 主食を少なく、おかずの種類を多めにとる
  3. 時間をかけて味わいながら食事する
  4. 気長に続ける
  5. 間食、アルコールも総エネルギーに入るので注意する
  6. 偏食しない
  7. 外食での不足しがちな野菜を補う
  8. 残飯処理、小夜食、つまみ食いの厳禁
  9. 迷信や他人の話に惑わされない
  10. ゆとりのある生活をする

■献立のポイント■

  1. 1日の食事量を単位数で覚える
  2. 食品が交換表のどの表に属するかと、1単位量を身につける
  3. 食品の構成にバラエティーをもたせる。
     1)ごはん以外のパンやうどんも食べる
     2)1日約1単位の果物をとる
     3)副食は4種類以上の食品からとる(魚肉・卵・大豆製品)
     4)牛乳は1日1パック(200ml 1,4単位)飲む
     5)野菜は1日300g程度とる。ただし緑黄色野菜を100g程度とる
     6)油、多脂性食品は高カロリーなのでとりすぎないようにする
  4. 食品の交換は同じ表の中で行う
  5. 同じ交換表の中では、いろいろな食品を選ぶ
  6. 食品は必ず計量する
  7. 材料の持ち味を生かし、薄味にする
  8. 調味の方法(香辛料・酢・香味野菜などの利用)を工夫する

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