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日時:平成16年7月8日(木) |
今回のテーマ
「肝臓病ってどんな病気?」
(肝臓の大きさ)
男性 |
1,000〜1,500g |
女性 |
900〜1,400g |
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- 肝臓の働き
- 肝臓病の主な原因
- 日常生活における療養のポイント
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1.肝臓の働き |
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◆肝臓は、栄養素を体に必要なエネルギー源に合成して供給する働きを主に行っています。
その他にも脂肪分解に関与する胆汁の生成・体内における解毒・分解などを行います。
・生命の維持を支える臓器
代謝、エネルギーの合成・解毒など
・沈黙の臓器
痛みを感じる知覚神経がなく自覚症状がない
・再生される臓器(肝硬変になる以前まで)
70%〜80%を切除しても4〜8週で再生される |
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2.肝臓病の主な原因
多量のアルコールにより肝臓に炎症が起きる
飲み続ける事により肝細胞が線維化し肝硬変となる。
食べ過ぎや偏食(間食のとりすぎ、アルコール+おつまみ)により肝臓に脂肪が蓄積されて機能が低下する。
A型・B型・C型〜G型のウイルスが体内に侵入して炎症を起こす。急性期を過ぎて慢性化する場合があり、経過観察は重要。 |
3.日常生活における療養のポイント
◆食事の注意点
肉類の多量摂取により血中アンモニア↑
糖尿病を合併している場合血糖値↑
腹水・高血圧の予防
ビタミン・ミネラルの確保
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