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【1】 |
医師に相談する |
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血糖コントロールはいいか、メディカルチェックを海外旅行では時差の関係インスリン注射量が違うため
≪1日1回注射療法の場合の中間型インスリン量の調節≫ |
★東回り アメリカ方面に出かける時 |
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出発当日のインスリン量=
通常のインスリン量×(1-(24-(時差)/24))
と計算します。 |
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例)サンフランスシスコの場合 日本との時差16時間
普段16単位注射している人は、
16(単位)×(1-(24-16)/24))=10.7=10単位 となります。 |
★西回り ヨーロッパに出かける時 |
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出発当日のインスリン量=
通常のインスリン量×(1+(時差/24))
と計算します。 |
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例)モスクワの場合 日本との時差7時間
普段16単位注射している人は、
16(単位)×(1+7/24)=20.6=20単位 となります。 |
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【2】 |
持っていくもの 〜必ず手持ちかばんにいれること〜 |
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1) |
使用中の内服薬、その他の薬(風邪薬、胃腸薬など) |
2) |
低血糖時の甘味料(角砂糖、あめ、チョコレートなど) |
3) |
食事が遅れたときの補食品(ビスケット、クッキー、クラッカーなど) |
4) |
糖尿病手帳、海外の場合英文のカード |
5) |
血糖自己測定機器一式 |
6) |
インスリン、注射器、針(旅行日程よりも多めに) |
携帯品 |
チェック欄 |
内服薬 |
経口血糖降下薬 |
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服用中の他の内服薬、その他の常備薬 |
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インスリン
治療 |
インスリン注射液・注射器/注射針 |
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消毒綿 |
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検査 |
血糖自己測定用機器一式 |
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尿糖/尿ケトン体測定用試薬紙 |
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緊急用食品 |
ブドウ糖顆粒、ペットシュガー |
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クッキー、チーズ、おにぎりなど |
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必要な
書類など |
医師からの文書 |
英文の手紙・英文カード |
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インスリン注射液携帯証明書 |
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インスリン注射計画表 |
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海外旅行傷害保険証書 |
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【3】 |
旅行中は普段よりも歩くことが多く運動量も増えるので低血糖に注意する |
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【4】 |
履き物 |
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靴は履き慣れたものにする |
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靴下は毎日取り替えて清潔にする |
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【5】 |
飛行機の中では |
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飛行機の中は乾燥しているので、のどが渇きやすく高血糖になりやすいので水分は手元において十分に補充する。 |
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運動不足にもなるので歩行、屈伸運動、ストレッチをする。 |
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