検査の結果、精密検査をすすめられた場合はめんどくさがらずに、必ず精密検査を受けましょう。
検査を怠ってもしばらくは日常生活に影響が出ませんので放置しがちですが、5年後、10年後に症状が現われ合併症になっていた、ということにもなりかねません。
■糖尿病の検査は下記のとおりです。
●血糖値
随時血糖
空腹時血糖
ブドウ糖負荷試験
●グリコヘモグロビン(HbA1c)
●血中インスリン・C-ペプチド
膵臓からのインスリンの分泌の程度をみるために行うことがある。
実際には、食事摂取前後の血中濃度の変化やブドウ糖負荷試験のときに血糖とあわせて測定します。
(C-ペプチドは尿中の排泄量も測定することがあります)
●合併症の検査
眼底
たんぱく尿(微量アルブミン尿、腎症の診断のため)
腎機能検査(血中の尿素窒素やクレアチニンを測定します)
神経機能(簡便な方法として腱反射、振動覚など)
血清脂質(コレステロール、中性脂肪など)
心電図
・・・などです。
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